Tomomama’s blog

私が育児で役立った物事、将来子ども連れで楽しめるカフェを営みたいのでその勉強の数々を載せています。

ARIA のオススメその1

今回紹介するのは天野こずえ先生の名著『ARIA』です。

 

私がしんどい時に前向きになれた言葉が沢山あります。

ARIAの世界観が好きすぎて、結婚披露宴の時にBGMでも使用させていただきました。

子どもができてからも時々DVDでアニメを見たり、音楽を聴いたり。

とーってもオススメです。

 

ARIA』のあらすじ-------------------------------------------------------------------------
 物語の舞台となるのは、テラフォーミングされ水の惑星となった未来の火星、アクア。そのアクアの観光都ネオ・ヴェネツィアで、一人前の観光水先案内人を目指す少女、水無灯里とその周囲の人々の四季折々の日常を描いている。(Wikipediaより)

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オススメポイントをすべて一度にしてしまうと、いくらスクロールしても終わらないと思うので、今回は「子育てに関するオススメ」な名言を1つ紹介します。

 

 

ARIA10巻 「課外授業」

概要:灯里はアリシアさんに叱られたことがありません。それを知ったアリスちゃんがアリシアさんだって叱るはずだとアリシアさんを観察しはじめました。でも、確かに灯里がミスをしても叱りません。アリスちゃんに見られていることに気づいたアリシアさんアリスちゃんに理由を聞いたところから色々あって、名言が出ました。

 

「違う」「違う」と叱り続けていたら アリア社長は間違えるのがだんだん怖くなって 最後には身動きできなくなっちゃうと思ったの

もし社長と一緒にスイカ割をするとしたら「そっちじゃない」「そっちじゃない」ではなく「こっち」「こっち」と声をかけ続けるわ

それが私のやり方

 

…でももしいつまでも失敗し続けたらどうするんですか?

 

その時は私も一緒に自分自身の勉強不足を大いに反省するわ

だって私も不完全な一人の人間だもの

先輩として後輩を指導する時にどうしても上手くいかないことも起きる

 

そんな時つくづく思うの

ああ 教えることと教わることって実はとっても似ているんだなって

 

だったら私にできることは灯里ちゃんと一心同体になってたんと挑戦してたんと失敗すること そして最後の最後は一緒に たんと 喜びをわかちあいたいの

  

旦那さんにこの発言が素敵だって紹介したら

「このやり方は金と暇が腐るほどあって何が起こっても責任が取れるやつじゃないとできない」

と嫌悪感満載で言われました。

 

でも、私はアリシアさんの考え方がとても好き。

失敗したことを責めるより、出来ていないことを責めるより

出来るように見守って、たまーにアドバイスをして、出来た時に大いに喜ぶ方が良い!

ずっと叱り続けるなんて「間違えるのがだんだん怖くなって 最後には身動きできなくなっちゃう」私もそう思う。

 

教えることと教わることってとっても似ている」。

だって、教えることによって自分がわかっていなかった所が浮き彫りになる。

相手のレベルに合わせて説明するには…って試行錯誤することで、どうやったら伝えられるかも教われる。

 

「親」って、子どもができたから親になるんじゃない。

子どもを育てようと試行錯誤しているうちに親になっていくんだと思う。

私は、子ども達によって「親」を教えてもらっているんだと思う。

 

一心同体になってたんと挑戦してたんと失敗すること そして最後の最後は一緒に たんと 喜びをわかちあいたい

これは、相当難しいと思う。

私流にいうなら「一心同体になって挑戦して失敗する経験もやってみる。最後の最後は、皆で一緒にたんと喜びをわかちあいたい」かな。

沢山挑戦は難しくてもほんのちょっと、一歩だけでも一緒に挑戦することがあればいいなぁ。